結論: 2026年6月時点のEXITの評判と編集部の見解
結論から書く。2026年6月時点のEXITは、「24時間対応・即日連絡・税込15,000円」という価格訴求が大きくなり、民間退職代行のなかでもかなり安い選択肢になっている。良い評判の核は、LINE一通で当日中に会社へ連絡が入る速さと、テレビ露出に裏打ちされた知名度。悪い評判は担当者ごとの対応のばらつきと、民間業者ゆえに有給や未払い残業の本格交渉まではできない構造的な限界に集中している。
編集部の結論
- 料金は大きく下がった: 公式サイト上は税込15,000円・雇用形態一律・追加料金なし・全額返金保証付き(公式訴求の数値)
- 速度と知名度は強み: 24時間365日対応、NHKや日経新聞などのメディア掲載歴は親世代への説明材料にもなる
- 「交渉しない設計」を前提に選べば後悔は少ない: 有給消化交渉や未払い残業代の請求まで踏み込みたいなら、合同労組連携のJobs・SARABAや、弁護士法人みやびを並行検討した方が現実的
- 本記事は筆者(Jobs利用経験あり・EXIT未利用)が公式情報と口コミをまとめた整理: EXIT利用体験談ではない。違法・合法の判定は行わない
派手なキャッチコピーで引っ張るタイプのサービスではない。15,000円という価格と、創業から積み上げた件数。口コミを読んでも、選ばれている理由はおおむねこの2点に収束する。以下、根拠を章ごとに並べる。
比較ランキング全体の並びは退職代行サービス比較ランキングで随時メンテしている。
退職代行EXITの基本情報:運営会社・料金・対応時間
評判を読む前に、EXITがどういう会社で、何を業務範囲としているかを押さえておくと、ノイズに振り回されずに済む。EXIT株式会社が運営する純粋な民間業者で、労働組合運営でも弁護士法人運営でもない——この一点が、後段の「できること・できないこと」の輪郭を決めている。
注意点を2つだけ。第一に、料金については過去記事や第三者媒体に25,000円・20,000円などの古い表記も残っているため、契約前に必ず公式サイトで最新料金を確認してほしい。第二に、「成功率100%」は公式が掲げる訴求値であって、第三者が独立検証した数字ではない——本記事もこの点は断定で書かない。
料金体系の比較視点はJobsの評判・口コミ記事とSARABAの評判・口コミ記事でもまとめている。
EXITの良い評判・口コミ
良い評判のほうから拾っていく。複数の比較媒体と個人ブログ、SNS上の傾向を2026年6月時点で横断して読み比べた結果、肯定的な声は大きく5点に集約される。原文の長文転載は避け、編集部が拾った傾向として整理する。
① 即日対応のスピード。「夜中にLINEを送ったら朝には会社へ連絡が入っていた」という体感の声が多い。退職代行は気持ちが折れた瞬間に動かないと、翌朝には自分の足で会社に行ってしまう——この弱さを織り込んだ運用設計だと感じる。
② 業界最安値クラスの明朗会計。税込15,000円、追加料金なし、雇用形態で値段が変わらない。アルバイトも正社員も一律という価格表は、見積もりで迷わずに済む点で支持されている。
③ メディア露出による安心感。NHK・TBS・日経新聞などに取り上げられた事実が、初めて退職代行を使う層・親世代に対する説明材料として効く。「あなた、変な業者使ったんじゃないでしょうね」と心配されたとき、テレビ局名を並べられるのは地味に強い。
④ 一律15,000円の使いやすさ。正社員でもアルバイトでも同額で頼める設定は、短期離職を繰り返しがちな層から「もう一度ここを頼れる保険」として評価されやすい。次の職場が合わなかったときに迷わず動ける選択肢を残せる、というのは思っているより大きい。
⑤ 退職後の転職支援が無料付帯。履歴書・職務経歴書の添削が無料で付くので、退職代行を使う前後に余裕がない人ほど後で効いてくる。立ち上がる段階での地味な支えになるという声が拾える。
口コミ傾向のまとめ
EXITの悪い評判・口コミ
良い評判だけ並べた記事は信用できない。EXITに対して編集部が確認できた否定的な声は、5つにまとまる。
① 担当者ごとの対応のばらつき。「事務的だった」「機械的に感じた」という体感の声が一定数ある。深夜帯や繁忙時の返信遅延を指摘する書き込みも見かける。月に多くの依頼を捌く規模ゆえに避けがたい揺らぎではあるが、追い詰められた状態で「冷たい」と感じる対応をされると二重に傷つくのは確かだ。
② 支払い後の連絡停止トラブルの個別報告。「振り込んだあと連絡が来なくなった」「会社への実行時刻に音沙汰がなかった」という個別の不満投稿が、件数は少ないながら確認できる。運営側の不手際なのか利用者側の通知設定の問題なのかは外部からは判断できないが、こうした声が「ゼロではない」事実は受け止めるべきだろう。
③ 民間業者ゆえの構造的限界。EXITは「退職の意思を伝える」までが業務範囲。有給消化日数の交渉、未払い残業代の請求、退職日の引き延ばし交渉など、踏み込んだ交渉は行わない建付けになっている。「結局、有給の話で自分も会社と連絡を取ることになった」という声は、EXITの品質というより民間業者全体の限界を示している。
④ 安さだけで選ぶと対応範囲を見落としやすい。税込15,000円は魅力だが、EXITは民間業者であり、会社との交渉は行わない建付けだ。価格だけ見ればJobsやSARABAより安い一方、有給消化や未払い残業代で踏み込んだ交渉が必要な人には、労組型・弁護士型のほうが合う場合がある。
⑤ 後払い・Paidyの公式明示が見当たらない。今月の財布が空、というタイミングで頼みたい人にとっては前払いハードルが課題になる。後払い前提で動きたい場合は、Paidy対応を明記しているJobsなど別サービスとの比較が現実的だ。
「EXITは怪しい」と検索される背景の整理
「EXIT 怪しい」というサジェストを見て不安になった人もいるはずだ。検索される背景を分解しておくと、不要なノイズと向き合うべき論点を切り分けやすくなる。
パターン1: 退職代行という業態の新しさ。退職代行は2017年以前にはほとんど存在しなかった業態だ。新しい業態は怪しく見える——これはどの業界でも繰り返されてきた現象で、EXITに固有の話ではない。
パターン2: 2025年〜2026年のモームリ事件で広がった民間業者全体への疑念。2025年10月のモームリ運営会社(株式会社アルバトロス)への家宅捜索、2026年2月の前代表夫妻逮捕という一連の報道は強烈で、「民間業者=怪しい」という連想が一気に広がった。EXITはモームリとは別運営・別法人だが、検索の場では流れ弾が乗りやすい。
パターン3: 創業者・代表者のメディア露出の多さ。EXITは業界の知名度向上を牽引してきた経緯から、表に出る機会が多かった。表に出る人物・会社ほど「胡散臭い」と感じる読者も一定数いる——これは知名度を取りにいったサービスの宿命でもある。
パターン4: 「事務的」を「やばい」と翻訳してしまう個人の感じ方。「冷たかった」と「やばい」は本来別の話なのに、検索候補で並ぶことで地続きに見えてしまう。実害報告と感情的な違和感は別レイヤーで扱うべき論点だ。
注意
モームリ側で何が起きたかの時系列と現在の稼働状況はモームリの評判・口コミ記事で整理している。
【シミュレーション】私(Jobs利用者)が2021年12月にEXITを選んでいたらどうなったか
ここからはあくまで思考実験だ。私はEXITを使っていない。だが、当時の自分の状況を再現して、EXITを選んでいたら何が違っていたかは並べておきたい。
当時の私は、Wantedly経由で2021年4月に入った渋谷のITベンチャー(EC/美容系の自社製品運営)に勤めて、勤続は約8ヶ月。11月に一度自力で退職を切り出し、その日の夕方に上司が最寄駅まで車で迎えに来て、駅前のカフェで2時間かけて撤回させられている。12月初旬、友人と京都へ1泊2日の旅行に行き、帰りの東京駅で別れ、自宅まで戻って——玄関のドアを閉めた瞬間、気持ちが、ぷつんと切れた。
その日の日曜22:10にJobsへLINE相談、22:45に返信、23:30に27,000円を銀行振込、月曜9:00に会社連絡、10:15に退職成立。これが事実のタイムラインだ。詳細は退職代行Jobs利用体験談に書いている。
この条件でEXITを選んでいたらどうだったか。
料金: 現在の料金で比べるなら、27,000円が15,000円になって、差額12,000円。当時の私にはかなり大きい数字だったはずだ。ただし2021年当時も同じ価格だったとは限らないため、ここはあくまで現在の条件で見た比較として読んでほしい。
支払い: 銀行振込で同じ。クレジットカードという選択肢はEXITの方が幅広いが、当時の私の心理状態ではPaidyや後払いの選択肢は思いつかなかったので、銀行アプリから振り込む動作は変わらない。
対応速度: どちらも24時間対応。日曜22時台のLINEに同程度の速度で返信が来た可能性は高い(断定はしない)。月曜朝に会社へ連絡が走る流れも、大きくは変わらなかっただろう。
有給消化: ここで差が出る可能性があった。私の場合は勤続8ヶ月で残有給が数日しかなく、結局その数日も使わずに辞めた——だから私のケースに限ればEXITとJobsの差は出ない。ただ、もし残有給が15日あって全消化したい立場だったら、EXITは「会社にその意思を伝える」までで、合同労組経由で団体交渉ができるJobsとはここで分岐したはずだ。
退職後のアフター: ここも見ておきたいポイント。私はあの月曜の午後、実家の母に事後報告の電話をして、「お疲れ様。ゆっくり休みな」と言われた。その後1ヶ月、実家で休養している。この間、退職届のテンプレートや私物返却のやり取りで細かい不安が何度か戻ってきた。EXITは履歴書添削など転職支援の付帯はあるが、退職代行そのものの業務範囲は基本的に「退職意思の伝達」までで、退職後の継続的な相談は前提に含まれていない。退職翌日以降の不安の置き場は、自分で設計するか、並行して他の相談先を確保しておく必要があったと思う。
「自分が今どのタイプなのか」で迷う場合はパワハラで退職代行を使う判断基準の章立てを使って状況を整理してみてほしい。
モームリ事件以降、EXITの「交渉しない設計」がどう評価されているか
2025年10月、警視庁が退職代行モームリの運営会社(株式会社アルバトロス)を弁護士法違反(非弁提携)の疑いで家宅捜索した。2026年2月には前代表夫妻が逮捕されている。司法判断はまだ確定していないが、業界に対する見られ方はこの半年で確実に変わった。
論点として浮上したのは「非弁行為」だ。弁護士資格を持たない者が報酬を得て法律事務(特に交渉や代理)を行うことを禁じる弁護士法72条に抵触する疑いがあるかどうか——という問いが、退職代行業界に突きつけられた。
この文脈でEXITの建付けが再評価されている。EXITは創業当初から「退職の意思を会社に伝えるだけ・交渉はしない」と明言してきた。有給日数の交渉も、退職日の調整も、未払い残業代の請求も、原則として行わない設計。これは利用者からすれば「物足りない」面でもある一方、法的リスク管理の観点では「最初から非弁行為のリスクを構造的に避けている」と整理できる。
ただし、この整理をもって「EXITは安全でモームリは違法」と断定する書き方は本記事の立場ではない。司法判断は確定していないし、両社の業務実態の細部は外部から見えない。あくまで「EXITは交渉を行わない設計のため、構造上、同種のリスクが相対的に低いとされる」という位置づけまでが、現時点で言えることだ。
2025〜2026年にかけてのEXIT側の動きとしては、少なくとも料金面で15,000円訴求が前面に出ている。24時間対応と「交渉しない」基本設計はそのままなので、価格改定後も見るべきポイントは「安く使えるか」だけでなく、「自分の退職で交渉が必要かどうか」だ。
モームリ側の家宅捜索から前代表逮捕までの時系列、新体制移行後の稼働状況の詳細はモームリの評判・口コミ記事で事実ベースで整理している。
料金の内訳と支払い方法
EXITの料金構造を分解すると、以下のようになる。
15,000円という入口の低さは、地味だが意味が大きい。「次の職場も合わなかったらどうしよう」という不安を抱えながら退職する人は少なくない。私自身、Jobsで辞めた直後の数ヶ月、もし次の会社もダメだったらまた退職代行に頼むしかないと思っていた。EXITはその心理的コストを下げている。
支払い面の弱点は後払いの公式明示が確認できない点だ。今月の給料がもう尽きていて、貸与の選択肢が必要な人は、Paidy後払いを明記しているJobs(27,000円)など、別サービスを当たったほうが話は早い。
なお、第三者媒体や過去記事には「25,000円」「20,000円」表記も残っている。契約前に必ず公式サイトで最新料金を確認してほしい。
EXITが向いている人・向かない人
ここまでの情報を踏まえて、EXITが合いそうな人と合いにくい人を整理しておく。判断の足がかりに使ってほしい。
向いている人
- とにかく明日会社に行きたくない、スピード優先で動きたい
- 勤続が短く、有給日数も少ないので「会社に伝えるだけ」で完結する
- 親世代に「テレビで見たことのある会社」と説明できる安心感が欲しい
- 1〜2年以内に再度退職代行を使う可能性を残しておきたい(15,000円の低価格帯)
- 退職後の履歴書・職務経歴書添削までセットで頼みたい
- 15,000円を前払いできる(銀行振込またはクレジットカード)
向かないかもしれない人
- 有給20日以上の全消化、未払い残業代の請求など、明確に交渉が必要
- 会社から損害賠償請求や訴訟を示唆されており、法的代理が必要(弁護士法人みやびを検討)
- 後払い・分割払いが必須(Paidy明記のJobsを検討)
- 担当者の情緒的サポートを重視する(事務的という評価を許容できない)
- 1円でも安く済ませたい(労組型22,000〜24,000円帯の選択肢がある)
私のケース(勤続8ヶ月・有給ほぼなし・追い詰められた状態)は、向いている人にぴたりと当てはまっていた。実際に選んだのはJobsだったが、当時の私が「向かない人」側の条件をひとつも持っていなかったのは確かだ。
退職代行を使ったあとの生活リアルは退職代行のその後はどうなった?にまとめている。アフター手続きを自分で抱える覚悟がどの程度必要かの目安になるはずだ。
他社との比較(Jobs・モームリ・SARABA・みやび)
主要な退職代行サービスとEXITを、2026年6月時点の公表情報ベースで横並びにすると以下のようになる。
| 項目 | EXIT | Jobs | モームリ | SARABA | みやび |
|---|---|---|---|---|---|
| 料金(税込) | 15,000円 | 27,000円 | 22,000円 | 24,000円 | 基本27,500円〜 フル55,000円帯 |
| 運営形態 | 民間業者 | 株式会社+労組+弁護士監修 | 労組連携型 | 労組(スムリエ+SARABAユニオン) | 弁護士法人 |
| 交渉行為 | 行わない | 労組経由で可 | 労組経由で可 | 労組経由で可 | 弁護士として可 |
| 後払い対応 | 公式明示なし | Paidy対応 | モームリあと払い | 公式明示なし | — |
| 返金保証 | ○ | ○ | ○ | ○ | 弁護士業務のため別建て |
| 24時間対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | 受付○ |
| 低価格訴求 | 15,000円 | 公式明示なし | 公式明示なし | 公式明示なし | なし |
業界の主要4社+弁護士型を並べると、EXITのポジションが見える。「民間業者の低価格候補」だ。価格単体ではかなり強い一方、最強の交渉力を持つわけではない。交渉範囲と法的強度なら弁護士法人みやび、労組経由の交渉力と後払いまで含めるならSARABA・Jobs——おおまかにはこの住み分けに落ちる。
自分の状況に合うサービスを絞り込みたい場合は退職代行サービス比較ランキングで運営形態・料金・対応時間のフィルタを使ってみてほしい。
よくある質問
Q.退職代行EXITは本当に24時間対応してくれますか?
A.公式は24時間365日対応をうたっており、深夜帯のLINEに同時間帯で返信があったというレビューも複数確認できます。一方で繁忙時の返信遅延を指摘する声も一定数あり、24時間以上連絡が来ない場合は電話・メールなど別の手段を試す価値はあります。
Q.EXITの料金は2026年時点でいくらですか?
A.2026年6月時点で公式サイト上は税込15,000円・追加料金なし・雇用形態問わず一律と案内されています。過去記事や比較媒体には25,000円・20,000円などの古い表記も残っているため、契約前に必ず公式サイトで最新料金を確認してください。
Q.EXITは違法ではないですか?
A.2026年6月時点でEXITに法的処分が下されたという報道は確認できません。EXIT自身は「退職意思の伝達のみで交渉はしない」と明言しており、構造的に弁護士法72条の論点(非弁行為)を回避する設計を取っているとされます。違法・合法の最終判断は司法によるべきもので、本記事はどちらとも断定しません。
Q.有給を全部消化したいのですが、EXITで頼めますか?
A.民間業者のEXITは、有給消化日数の「交渉」は行わない建付けです。会社に「有給を消化したい意思を伝える」までが業務範囲。会社側が拒否した場合に踏み込んだ交渉が必要なら、労働組合運営のJobsやSARABA、または弁護士法人みやびなどを並行検討するのが現実的です。
Q.退職代行を使った後、転職活動は不利になりますか?
A.退職代行を使ったかどうかは原則として次の会社には伝わりません。前職の人事から次の会社へ伝わるような連絡は、個人情報保護の観点からまず起こりません。私自身、退職代行Jobs利用後にプログラミングスクール経由で自社開発エンジニアに転身しましたが、面接でこの話題が出たことは一度もありません。
Q.EXITとJobs、結局どちらが良いですか?
A.判断軸は「自分のケースで交渉が必要か」です。勤続が短く有給日数も少ないなら、15,000円のEXITで十分機能する可能性があります。有給を全消化したい・未払い残業代があるなど踏み込んだ対応が必要なら、合同労組と連携するJobsを選ぶのが現実的。どちらが絶対に良いという比較ではなく、自分の状況に合う側を選ぶ話です。
※本記事は2026年6月20日時点で確認できたEXIT公式サイト・特定商取引法表記および複数の比較媒体の情報を編集部がまとめたものです。料金・支払い方法・対応範囲などは今後変更される可能性があるため、依頼前に必ず退職代行EXIT公式サイトで最新情報を直接ご確認ください。本記事は法律判断を下すものではなく、個別ケースの法的相談は弁護士への直接相談を推奨します。